■ ID | 998 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 東京低地北部から中川低地地下に分布する開析谷充填堆積物の岩相分布と体積 |
■ 著者 | 江藤稚佳子
福岡大学 石原与四郎 福岡大学 田辺晋 (独)産業技術総合研究所 木村克己 (独)産業技術総合研究所 中西利典 (独)産業技術総合研究所 八戸昭一 埼玉県環境科学国際センター 中山俊雄 東京都土木技術センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本地質学会第114年学術大会、平成19年9月11日 |
■ 抄録・要旨 | 首都圏の地下には、最終氷期最盛期までに形成された開析谷が分布しており、それらが厚い軟弱な沖積層により充填されている。都市域では、建築物の施工に先立ち作成された膨大な数のボーリング柱状図が存在することから、それらを用いて開析谷やそれを充填する堆積物の分布を推定することが可能である。沖積層における一般的な開析谷の埋積過程の研究では、オールコアボーリングを14C年代や堆積相をもとに対比しながら行われているが、堆積体の体積やその分布を考慮に入れて検討された例は少ない。本研究では、ボーリング柱状図を用いて構築した開析谷充填堆積物の岩相の3次元分布モデルに基づき、開析谷を充填する堆積物の空間分布を示すとともに、堆積体の体積を見積もり、海水準変動曲線とそれらの変化を検討した。 |
■ キーワード | 沖積層、都市地質、平野、ボーリングデータ、埋没谷 |
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